睡眠不足が身体によくないと言うことはみんさん何となく理解できると思います。

体が疲れている時はいっぱい寝たら回復すると考えられていますし、私達の身体の細胞の内1兆個は睡眠中に回復すると言われています。

これを考えれば睡眠不足が以下に身体によくないことかは理解できるでしょうが、実は寝過ぎも身体にはよくないとされています。

話が少し長くなりそうなので先に結論を言っておきますと「睡眠不足と寝過ぎは同じくらいよくない」です。

つまり睡眠不足と寝過ぎはイコール。どちらも老化を促進させる原因となるのです。

理想の睡眠時間は人によって異なる!適した睡眠時間とは?

正しい睡眠時間や適切な睡眠とは?と疑問に思いますが、睡眠には個人差があるので一概には◯◯時間寝ればいい!とか何時~何時の間に寝るべき!とは言えません。

厚生労働省は「健康な人は睡眠時間が加齢に伴い自然に減る」とし、ある程度の基準(目安)を設けています。

  • 15歳で約8時間
  • 25歳で約7時間
  • 45歳で約6時間30分
  • 65歳で約6時間

もちろんこれは目安であり絶対にこれでないといけない!と言う訳ではありません。

最も理想的なのは「しっかり眠ったという爽快感を得て目覚められる時間」であり、その感覚は個人によって異なるはずです。

睡眠タイプは3種類!自分のタイプはざっくり判断できる

  • ショートスリーパー(6時間未満)
  • ロングスリーパー(9時間以上)
  • バリュアブルスリーパー(6~9時間)

まず睡眠のタイプはこの3種類に分けることができ、ざっくりと自分はこのタイプだなと判断できるかと思います。

睡眠時間が6時間未満のショートスリーパーや9時間以上のロングスリーパーの人は全体的に少なく、大半の人(80~90%)がバリュアブルスリーパーに該当する乙ァれています。

理想の睡眠時間の見つけ方

通常の場合人は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」のサイクルを繰り返しています。おそらく聞いたことがあると思いますが、睡眠の深さを表したレム睡眠とノンレム睡眠。

90分サイクルで繰り返しているのでどちらの際に起きるかで「寝起きの質」が異なってきます。

  • レム睡眠…浅い眠り
  • ノンレム睡眠…深い眠り

もちろん浅い眠りのレム睡眠時に起きるほうがスッキリと嫌なことなく起きることが出来るのです。

そしてこのレム睡眠時に目覚めるためには90分の倍数で考えることが理想的。

傾向的に自分がどの睡眠タイプなのかを判断し、その近辺の90分の倍数の時間で目覚めること。これである程度自分に理想的な睡眠時間がわかると思います。

睡眠不足と寝過ぎがダメな理由は生活習慣病を招きやすくなるから

問題は自分で導き出した睡眠時間が本当に正しいのかどうかです。もしその数字が寝過ぎだったり寝不足に該当するのであれば少し問題な気がしますよね。

死亡率と睡眠時間の関係を調べたとあるデータでは以下のような結果が出ています。

  • 4時間以下…死亡率はハイリスク
  • 5~6時間…死亡リスクが低い
  • 7時間台…最も死亡リスクが低い
  • 8時間台…死亡率は高まる
  • 9時間以上…死亡率はハイリスク

これを見る限り4時間以下・9時間以上の睡眠時間の人が最も死亡リスクが高まるようです。

寝過ぎは中性脂肪やコレステロールが増加する

近年の研究によって8時間以上の睡眠は中性脂肪を増加させることがわかっています。また善玉のコレステロールを減らしてしまう事も分かっているようです。

そうなれば中性脂肪値は上がり、コレステロールの血中濃度も増加…動脈硬化や高血糖・肥満など生活習慣病を招く原因になるでしょう。

つまり寝過ぎの人は肥満や生活習慣病になる確率がグンと高くなるということ。結果的に死亡率も向上してしまうのです。

また8時間以上の睡眠は集中力や注意力が衰えてしまいます。寝すぎた日は常にボーッとしてしまう…経験があると思います。

このように寝過ぎは体によくないことがイメージできると思います。

睡眠不足は心臓に負担がかかる!免疫機能も低下する

睡眠が極端に不足している場合「心拍数が上昇」してしまい心肺機能にかなりの負荷をかけてしまうことがわかっています。

血圧が下がりにくくなったり、異常な数値になってしまうこともあり脳卒中や心筋梗塞になるリスクが2.4倍にもなるとされているのです。

また睡眠不足は糖類を分解するインシュリンの働きが低下する為、糖尿病になるリスクも高まります。

寝過ぎと同じように中性脂肪値やコレステロール値が上昇してしまうとされ、さらには発がんリスクも正常者に比べて5倍近く高まるそうです。

免疫力も低下することで様々なウイルスに感染してしまう危険性も増すので、睡眠不足はかなり危険です。こうやって見れば「生活習慣病になる危険性が極めて高まる事」がわかると思います。

睡眠不足・寝過ぎは生活習慣病の一部

わかりやすく言ってしまうと睡眠不足・寝過ぎは生活習慣病を加速させてしまう一つの要因である。という事です。

つまり「睡眠不足・寝過ぎの人は生活習慣病になるリスクが高まる」ということ。

生活習慣病患者は年々増加しており深刻化していますし、死亡のリスクを高める(早める)病気です。

もはや睡眠不足と寝過ぎそのものが生活習慣病と考えても言い過ぎではありません。

死亡率と睡眠時間の関係を調べたデータからみても、7時間前後で自分の理想の睡眠時間を見つける事が最も理想的かもしれませんね。